一粒の涙と奇跡


そう言って

子犬のような人懐こい笑顔を、

私に向ける。

それがすごい眩しくて…

かっこよくて…

また、私の顔に熱が集まっていく。

「なぁ、俺のこと、"駿"って呼べよ。

俺も、"空海"って呼ぶから。」

「え、なんでいきなり?」

意味がわからなくて首をかしげる。