一粒の涙と奇跡


「なんだよ。

朝から彼女彼女って。

俺は…」

「やめて、聞きたくない。」

…水海と彼女の話なんて聞いたら、

泣いちゃうかもしれないから…

私は耳を塞ぐ。

「人の話はちゃんと聞けよ。」

水海が私に手を抑える。