恋砂糖を一粒召し上がれ




それから三日。


彼の言うとおりになった-…



いつもなら、

“花菜先輩”と呼ばれ、背後から抱きしめられてる。


でも、ない-…



なんでかな。


なんで私が突き放したのに、彼の甘くて低い声が聞きたいんだろう。



どうしてその声にもう一度名前を呼ばれたいと願ってるんだろう。





どうして…







『……え……』



私が沢山の願い事をしてしまったから、だろうか。


神様がそんなに沢山の願い事なんて叶えられないよ、と言っているのだろうか。




彼は見知らぬ女の子の隣に立ち、こちらに向かって歩いてきた-…