優希さんが困った顔をして出てきた。


大宮「あーごめん。いいよ。でた(笑)いつもの困った顔(笑)」


ツンツンと優希さんの頬をつついて言った


優希「だって…」


大宮「あなたがしゅんとする必要ないでしょー
あなたは悪くないっ。」


そう言って頭をポンポンしてる。

優希さんも嬉しそうで…


青葉「すみませーん。理解不能なんですが」


こんな大変な感じなのに、不覚にもイラッとして2人のあいだに入った。


大宮「ごめん(笑)優希ちゃんがいると、マリナ様が怒るんだよ。そーとー嫉妬深いね。」


やれやれと、ため息をまたつき、「仕事仕事ー」と戻っていった。



優希「あおくんも、迷惑かけてごめんね?私が水曜日来なきゃこんな慌ただしくないのに…」



また、例の困った顔をする。

あなたは悪くないって言ってたじゃないですか。


青葉「謝んないでください。お辞儀遅れたの俺なんすから。」


と、大宮さんの真似をして頭をポンポンとした。




優希「ちょっと!!先輩だよ!?子供扱いしないでよねー!」


やっと明るい優希さんに戻った。


少し照れながら、俺の目を見て、頬を膨らましてる。





やべ。それは反則…。


優希さんから目線を逸らし、しゃがみこんだ。



優希「なーに?どしたのよー」





青葉「優希さんが悪いんですー。」




目を合わさず立ち上がり、仕事へ戻った。

後ろで、「はぁ!?」なんて叫んでる人がいるけど。









今、目合わしたら何するかわかんないし。