大宮「え、って(笑)本当は勘づいてるくせに(笑)」




ハッキリ言われて一度フリーズしたが、本当はちょっとわかってた。


多分………






相澤「しょうりくーーーん!来てたの!?いつもどおりぴったりだねー!!」



優希「ばかっ!まずは、いらっしゃいませでしょ!?」









誠さんに対する態度は鋭そうに見えるけど、優しくて、愛おしそうだった。









大宮「ね?(笑)だから、優希ちゃんはやめておいた方がいいよ?(笑)」







…え。
何もかもお見通しのようで、ゾッとした。


でも




青葉「なにいってんすか?(笑)冗談はやめてくださいよ(笑)」






対抗して、にやりと笑っていった。

だけど





大宮「ははっ(笑)強いねぇー。じゃあさ、







優希ちゃん見るくせ直しなね(笑)」







耳元で囁かれた。



恐るべし。
二日目でこの察し力。



この人には叶わない、な。




大宮「でもやっぱさー。まーくんには、優希ちゃんがお似合いだと思うんだけどねー。」





青葉「…え?恋人じゃないんですか?」







てっきりもう恋人だとばっかり思ってた。





大宮「まーくんには彼女がいるんだよ(笑)」




青葉「え、じゃあ…」

大宮「待って、勝利さんが、帰る。」



時計は16時40分をさしていた。

大宮さんはまるで帰る時間を知っていたかのように……。





優希「来週もまたこの時間にお待ちしておりますね!」



優希さんが笑顔で橋本さんを見送ると、店に向かって歩いてくる小柄な可愛い女の子。





すると大宮さんは、焦りだし慌ただしく、





大宮「まーくん!時間!!!!優希ちゃん、裏!!あおは笑顔作って!」