君なんか。

相澤「よし!あおか、ゆうだ!」


優希「一個に絞れてないんかいっ!」


散々悩んだくせに!
またペしっと頭を叩く。


大宮「じゃー俺はあおー。」



マイペースな大宮さんはさらっと決めてた。

後に続いてまーくんと私も。


相澤「俺はゆうー!」


優希「じゃぁ、私はあおくん。」



すると彼は少し恥ずかしそうに


青葉「う、嬉しいです…。」

と照れながらつぶやいてた。


大宮「じゃ。次俺ー。創設者の大宮海斗でーす。大宮さんとか、おーちゃんとか呼ばれてるんで好きに呼んでくださいな。」


ゆっるい自己紹介が大宮さんぽい(笑)
なんか落ち着く。


相澤「次、おれおれー!バイトの相澤誠です!みんなに、まーくんって呼ばれてます!気軽にまーくんとか呼んじゃって!」



うっさい自己紹介(笑)

次。あたしか。


優希「次、私。同じくバイトの梅田優希です。みんなには、優希ちゃんとか…?下の名前で呼ばれることが多いですね。よろしくお願いします」


無難無難、おっけいおっけい。


青葉「大宮さんに、誠さん、優希さん。お願いします!」



うおっ。まぶしー、スマイル。
モテそう…。


大宮「そんじゃー、とりあえず慣れるまで…」


大宮さんは私とまーくんの顔を見て、頷き、



大宮「優希ちゃんに色々教えてもらってねー」




えぇ!?




優希「私、ですか!?男同士の方がいいんじゃ!?」




大宮「だってさー、優希ちゃん?まーくんだよ?出来ると思う?」



私の耳元で小さな声でいった。


相澤「聞こえてるからね!?失礼なっ!」



ほっぺを膨らまし、眉間にシワをよせるまーくん。



大宮「ごめん、ごめん(笑)」


手を合わせてふにゃふにゃした笑顔で謝る大宮さん。
なんか面白い(笑)


優希「ですよね(笑)わかりました。


よろしくね、あおくん。」



青葉「お願いします!」



可愛い笑顔の裏であおくんがにやりと笑ったのを私はまだ知らなかった…。