リリリン♪


扉を開けると、ふわっと漂うパンのいい香り。


中にはふにゃっと笑う店主。



大宮「優希ちゃんっ。おはおー」




大宮海斗さん。もう午後なのに眠そう(笑)


ここは彼が開いたパン屋さん。
《大宮さんのパン屋さん》と言う可愛い看板を出してる。


私はここでバイトをしている、短大の1年生。
高校2年生からしている。



相澤「あー!!優希ちゃん来てたのー?!おはよう!!」


朝から元気のいいこの男の子はまーくんこと、相澤誠。
私と一緒で大学1年生のバイト。


私の想いの人でもある。
でも内緒。彼にはカノジョがいるから。




優希「まーくん、もうこんにちはだよー。ほんとに、うっさいねー」



相澤「優希ちゃん、厳しいっすね!」


こんなわちゃわちゃしてて、楽しい関係を壊したくないだけかもしれない。



でも、今は楽しいから別にいい。



大宮「まーくん、優希ちゃん。パン焼けたから並べてくれるー?」


相澤•優希「「はーい!」」



今日も美味しい美味しい大宮さんのパンが焼けました。


頑張るぞ!おー!