部屋に着くと山崎さんは布団を敷いてくれた。
「や、山崎さん!」
あたしは慌てて山崎さんを止める。
「なんだ?」
「あたし、どこも悪くはないです。だから、布団は敷かなくても…」
「ったく。沖田さんに支えられたってことは倒れたんだろ?なら、今日はもう安静にしとけ。」
そう言いながら山崎さんは手際よく布団を敷き終えた。
「ほら、後でむすびを持ってくるから。それまで横になってろ。」
「…はい。」
あたしは渋々布団の中に入り横になった
「じゃあ、俺は行くから。大人しくしてろよ。」
山崎さんはもう一度あたしに、いいな?と言うと部屋から出て行った。
あたしは1人布団の中に入っているが、さっき眠ったからなのか全く眠くない。
体調も悪くないし、少しくらい起きててもいいですよね?
あたしは布団から出て隅にある荷物から髪飾りを手に持った。



