隣では規則正しく眠っている鈴がいた。 「女の寝顔ってこないな顔も出来るんやな。」 鈴の寝顔はなんだか幼くて可愛らしかった。 そんな寝顔に俺は目が離せないでいた。 ペシッ 俺は無意識のうちに鈴の髪を触ろうとした。 が、何故か鈴にはたかれてしまった。 「…警戒しとるんやな。」 俺は直ぐそう思った。 「ふわぁ」 俺は途端に眠気が来たみたいだ。 「おやすみ」 俺は眠っている鈴にそう告げてようやく眠りについた。