それにしても綺麗な顔立ちだな。



目を瞑っていても分かるくらい綺麗だった。



「山崎、そいつは女か?」



「いえ、確認はしていません。」



すると副長はこいつの胸元を大きく開いた。



胸には晒しで巻かれていて、微かに膨らんでいた。



「…女だな。おい、山崎。」


「はい。」


「こいつをこの部屋で手当してやってやれ。俺は近藤さんを連れてくる。」



そう言うと部屋から出ていった副長