そう言って斎藤さんに連れて来られたところは、刀屋だった。 「脇差しだけでも持っておけ。」 そう言ってスタスタと店の中へと入っていく斎藤さん。 「あ、待って下さい。」 あたしは置いていかれないように、ついていく。 中に入るとたくさんの刀が置いてあった。 鋭く光った刃の先が何故だか興奮してしまい、口角が上がるのが分かる。 「いらっしゃい。」 後ろから声をかけられた。