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「……っ!」
あたしは目が覚めてあたりをみると驚いた。
「…ここ。」
いつも見慣れていたはずの部屋なのに、今凄く違和感を感じた。
寝起きだからすぐにはわからなかった。
「…そういえば、あたし…記憶……」
思い出そうとするとあの日の光景が映る
「…っ、嫌。」
あたしは部屋から飛び出るように出て裸足のまま駆け出した。
「はぁ、はぁ…」
いつもあたしが夜眺める時に使っていた木のところに辿り着いた。
「うぅっ…、ふぇっ……」
涙が一つ出ればまた一つ、一つと止まらない。
「以蔵…さ、ん………」
あたしは聞かれたらまずいから声を押し殺して泣いた。



