真っ暗な闇の中に広がる炎




人が叫ぶ声




人が笑う声





そんな中あたしは1人でいた。




叫ぶことはなく、笑うこともなく




ただあたしはそこにいた





ただ1人で…




迎えに来てくれると信じて




2度と迎えには来てくれないのを認めたくなくて




2度と会えないのを認めなくて




あたしは記憶をはじめからやり直したんだ。




"あなたたちと過ごした記憶なんかいらない"



そうあたしは強く願った。