あ、あそこに森がある!



俺は先程の女の人に教えてもらった通りに道を進むと鈴がいるであろう森の近くまできていた。



けど森の近くまで来ると、なんだか焦げ臭い匂いがする。



悪い予感がした俺は森へと急いだ。













森の中に入るとますます焦げ臭い匂いがして来た。



それに人が焼ける匂いもする。




ガルルルルル…



近くで狼たちの声が聞こえた。



なんだ?


俺は立ち止まってあたりを見回した。



「そんなところに突っ立ていないで早く俺の上に跨がれ!!」



いきなり知らない声が聞こえたかと思ったら後ろに俺くらいある大きな狼がいた



「早くしろっ!」



わけが分からない俺はその場から動けなかった。



すると狼は俺の後ろの方を咥えられ、その狼の上に跨らされた。