会いたい。



ドンッ


「すいません!」



「次からは気ぃつけなはれ。」



ぶつかった相手にもう一度謝るとその場から離れた。



「ふぅ。」



人混みから外れ、人がいないことを確認する一息ついた。



人ってこんなにも多いのかな?



町へ来て見たけどこんなにも人が多いなんて思っても見なかった。



「うぷ…」



少し気持ち悪いかも。



手を口にやりあたりをみる。



「あれ?ここはどこ?」



気付けば知らないところに来ていた。



や、山崎さんと一緒にくればよかった…



けど、皆さんは仕事らしく誰もいなかった。



あの三人以外は…



「はぁ…」



あたしは偶然近くにあった大きな岩に腰掛けた



すると肩を叩かれた。



「嬢ちゃん、1人?」



後ろを振り向くと男の人が6,7人くらいいた。



「はい、そうです。」



「迷子になったとか?」



「はい。そうなんです。あの、近くに甘味処はないですか?」



あたしがそう聞くと男達はニヤリと笑ったような気がした。