「そうだな。ほら、土方さんに見つかる前に遊ぼうぜ。」
「バレたら駄目なんですか?」
「嫌、今日は三人とも非番なんだけどな騒がしいと、
『お前らぁぁぁぁぁ!朝っぱらから騒ぐなっ!そんなに元気なら、稽古見てやれ!』
って、せっかくの非番が1日中隊士の稽古を手伝わされたことがあったからな」
平助くんが土方さんの真似をしながら教えてもらった。
平助くんは似ていると思っているんだろうけど、あまり似てなかったから面白かったのは秘密。
「静かに遊びましょうよ。」
「確かにな!鈴の言う通りだぜ!ほら、行こうぜ!」
平助くんはあたしの手首を掴み走りだした。
「平助はまだまだ餓鬼だな。」
「全くだ。あ、左之今日は家に帰らなくてもいいのか?」
「遊んでからな。」
原田はニヤッと口角をあげると平助たちの後を追った。
永倉は呆れたように笑い、後に続いた。



