そこで会話が途切れてしまった。 俺と沖田さんは夜が開けるまでただ静かに月を眺めていた。 眺めている時、ふと鈴の簪を思い出した 鈴の音が綺麗で、少し絵が変な簪を もし鈴が男からもらったのなら、 もし鈴の持ってる簪が沖田さんから聞いた摩訶不思議な簪なら、 ……悪い考えばかり思いつく。 鈴の簪が壊れてらええのに、と。