狼がそう言うと籟は何やらぶつぶつ言い出した。
それと同時に風が強く吹き出した。
と、飛ばされそうや…
俺は飛ばされないように近くの木にしがみついた。
途端に眩しい光を放った。
「……っ!」
ま、眩しい…
暫くすると眩しくなくなり、目を開ける
慌てて狼と鷹を見ると、
「っ!」
先程の場所に裸の女と、鷹…籟がいた。
女は後ろを向いてるから顔は分からない
けど、髪が黒くて長いのは分かった。
「わぁ…!人間……!」
狼もとい女は飛び跳ねたり、足をつねって見たりとしていた。
「いいか、よく聞くんじゃ。」
籟の言葉ではしゃいでいた女は動きが止まった。
「もう2度と元の姿には戻れんぞ。」
「覚悟……できてる…」
「フッ…、そうか。流石じゃ。」



