「……またか。」
どうやらまた、あの夢の中へときてしまったみたいだ。
今度もまた森の中に俺はただ一人立っていた。
あたりを見回すと向こうの方に狼と鷹が居た。
「狼と…鷹?」
俺は見覚えのある組み合わせに、急いで見つからずに近づいた。
「あれは…」
近づいてみると、前の鷹に似ていた。
「籟様…お願い……」
おかしなことに狼は俺ら人間の言葉を話していた。
…それより、あの鷹はこの前の。
「お主いつ人間の言葉を覚えたんじゃ?…ああ、そうか。あやつら人間に飼ってもらっていたからじゃな?」
「籟様…知ってる……?」
「当たり前じゃ。」
「人間…に…………なり…たい」
は?
狼が人間になる?



