止められなかった自分が嫌だ それに皆に合わす顔がないや 皆、ごめんね 「ハハッ」 渇いた笑いをするあたし 気づけばあたしの周りにはたくさんの炎に囲まれていた 体を動かそうとも体が傷だらけで動けない。 意識がだんだんと遠くなっていく 瞼が重くて開けてられない。 もうそろそろだね おやすみなさい… あたしは心の中で愛しいあの人の顔を思い出しながら目を閉じて意識を失った