会いたい。


藤堂さんが俺の前に立ちはだかる。



「藤堂さん、静かにお願いします。鈴が寝てるので。」



「スー…」



「あー、寝ちゃってる。おーい、鈴起きろー」


藤堂さんが鈴の体を揺すろうとする。



「おーい、鈴ー…ったっ!」



藤堂さんはいきなりお腹を抑えて離れた



「どうしました?」



「鈴、絶対今起きてる。…ったた。」



どうやら、鈴は足で藤堂さんのお腹を蹴ったんだろう。



「自業自得だ、平助。」


「じゃあ一くん、おんぶして!」



「酔っ払い。」



斎藤さんはそう言うと先々帰ってしまった。