「嫌なことも忘れるなんて、とても楽でいいですね。けど、今はいいです。また今度飲みますから。」 鈴が断ると永倉さんは、そうかそうか。というと原田さんたちのところに戻っていた。 嫌な事か… ふとあの狼から聞いたことを思い出した。 ー『あの子は、記憶を失う前に1番大切な人を失ってしまいました。 それと、あと一つ。 あの子は沢山の人を恨んでいます。 もしかしたら、復讐の為に生きてしまうかもしれません。』ー 1番大切な人か… 家族か? それとも、 恋仲か?