料亭に着いたら、永倉さんがはしゃいでいて皆さんより早く入っていた。
それを見た皆は笑っていた。
あたしもつられて笑う。
「ふふ。」
あたしが笑うと何故か皆さんはこちらを向いて驚いていた。
「あの、何か?」
「ぐずっ。」
「こ、近藤さん!?何かありました?」
「鈴くんが笑ってくれてわしは嬉しいぞ!よし、今日はとことん飲もう!」
永倉さんに続いて近藤さんは勢いよく店の中に入った。
訳が分からずオロオロして皆さんを見ると、皆さんはとても暖かな目であたしに微笑んで店の中に入った。
「これからも今のように笑ってくれればいいんだ。お前はここに来て作り笑いだっただろう?」



