「これ、私のですよね?」 「あぁ。そうだと思うが?」 俺は関西弁をやめ普通に話したら鈴は嫌そうに顔を歪めた。 「山崎さん、さっきの話し方がいいです」 「けどな。」 「…駄目ですか?」 「……しゃーないな。2人っきりの時だけやで?」 「はい!」 嬉しそうに笑う鈴を見ていたら俺までもが嬉しくなる。 それにしても元気やな。 4ヶ月ぶりに起きたのに鈴は弱った感じもなく、元気に動いてる。