「おむすびが食べたいです!」
「おむすび?鈴はいつも食べてるじゃないか。飽きないのか?」
「いや、全然飽きないですけど…」
「す、鈴くん。他に食べたい物はないのか?」
局長がそう言うと鈴はうーん、と唸った
「魚が食べたいです。」
「魚か?そりゃ、もちろんいいんだが。じゃぁ、魚料理を食べたいんだよな?」
「はい!」
「よし、今夜は料亭にでも行くか!日が暮れてしまうから、早速行こうか。」
「「おおっー!」」
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「鈴ー!まだかー!」
茜色に染まる頃俺たちは料亭に行くため各自屯所の門の前に集合した。
けど、皆はとっくに集まっているのに鈴は集まってはいなかった。
「俺、見てきます。」
「山崎、頼むな。」
副長に頷くと俺は部屋へと向かった。



