会いたい。


舐め終わった頃、俺はいつの間にか体が自由になっていた。



けど、俺はあっけに取られて動くことを忘れてしまった。



すると、さっきの狼が俺のところにやってきて、目の前におとなしく座りこちらを見ていた。



「今鈴がお世話になっている方ですか?」


「……」



これは夢…だよな?



狼が俺に話しかけるなんて…



「聞いていますか?」



狼は首を少し傾げこちらを見ていた。



「夢だ夢だ…」



「人間にとって狼が話したら可笑しいですよね。それでもいいので、聞くだけ聞いてください。」



その狼は話出した。



「どうか、あの子の記憶を思い出させないで下さい。そして、あの子の事を探るのをやめて下さい。」



「…!」


俺はこの声にこの言葉聞いたことがあった。