鈴の隣に腰掛けた。
「………」
さっきみたいにうわごとを言ったり、泣いたりはしてはいなかった。
ただ気を失っているせいか、呼吸の音が小さいような気がする。
そんな鈴を見ているとどうしようもなく落ち着かなかった。
「夜が明けるまで鈴と2人で野宿か…。」
屯所へ帰ろうと思っても帰るには遅過ぎる時刻だろう。
「…っう。」
鈴が唸り俺はすかさず背中をさすってやる。
けど、鈴は嫌そうに眠ったまま顔を歪ます。
俺は頭を撫でてやることにした。
さっきとは反対に落ち着きだした。
「……ん。」
鈴は俺の手を追いかけながら撫でてもらおうとしていた。
その仕草はまるで動物のようだった。
俺は鈴の頭を撫でるのは悪い気がしなくて無意識にずっと鈴の頭を撫でてやった



