そう、許さないんだ。 少しあたしの記憶の中にある黒いもやが晴れていく気がした。 それと同時に頭がズキズキしてくる。 「うっ…」 あまりの痛さにあたしはしゃがみ込む。 地面は男達の血が広がっていてあたしのところまでに広がっていた。 「鈴っ!」 山崎さんの声が聞こえるけど、あたしは痛くて聞こえなかった。 ー"鶫" 頭の中でまたこの声が響く。 「…貴方は誰ですか?」 あたしは思い切って聞いて見ることにした 当然頭の中に響いてくるもんだから、返事は帰って来ない。 それが酷く悲しかった。