チリンチリンと、あたしが動く度に鈴の音が鳴る。
「山崎さん、待ってください」
「早くしろ。置いていくぞ」
そう言いながらも山崎さんは歩く速度を遅めてくれる。
優しいな山崎さん。
そう思いながらあたしは山崎さんの後を追った。
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「山崎さん?どこに行こうとしてるのですか?」
山崎さんは屯所の外にあたしを連れ出して町の方へと来ていた。
「いいから、黙ってついて来い。」
「…はい。」
教えてくれそうにないので諦めた。
それから山崎さんは団子を買うために甘味処というところに寄った。
団子は美味しそうな匂いが漂っていた。
「ぼーっとしてないで、行くぞ。」
「はい!」
山崎さんに置いて行かれそうになったので急いで追いかけた。



