会いたい。


店から出た俺は来た道を思い出しながら屯所へと戻った。



「副長、失礼します。山崎です。」



「あぁ。」



俺は屯所へと戻ると副長に報告する為部屋に訪れた。



「すー…」



寝息が聞こえると思ったら部屋の隅にまた鈴は寝ている



鈴はよく昼間とかに暇さえあれば寝ている。



いくら起こしても絶対起きない。



「先程、斎藤さんから教えて頂いた店に訪れました。けど、店主の記憶が曖昧なので情報はつかめませんでした。」



俺はなるベく小さい声で話す。



「記憶が曖昧…?」



「はい。年が老いていたいたので、年のせいかと。」



「なら、仕方ないな。」



はぁ、と副長はため息をついた。



「では、また夕方あたりに鈴を引き取りに行きます。」



「あぁ。」



俺は一礼して副長の部屋から出た。