「髪飾り…」
鈴が付いていて魚の絵があしらってある髪飾り。
この髪飾り…
ー"ん。お前にやる…"
何これあたしの…記憶?
にしても男の人の顔が見えない。
"何ですか?これは…?髪飾りですか?"
"…みればわかる。"
"ふふふ。____さんは変な趣味ですね"
"うるさい。なら、返せ。"ー
「…っ。」
頭が割れるように痛い。
「大丈夫か、山崎。」
「えぇ、大丈夫です。」
「おい、女。山崎に謝れ。」
ごつい男はあたしの胸元をつかんだ。
けどあたしはさっき見た記憶のことで精一杯だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…