部屋を出たあたしは庭に出ようと思った
そこでまた草履がないのに気付く。
「し、仕方ないですよね…」
あたしは裸足のまま庭に出た。
何処で食べましょうか…
あたしはいい場所を探し歩いた。
昼間とは違ってとても静かでなんだか寂しかった。
「あの木に登りましょうか。」
あたしは庭にあった大きな木を見つけ登ることにしたけど、手が塞がってるし登り方知らないから仕方なく木のところへと腰を下ろした。
「ふぅ…」
あたしは持ってきたおむすびに手を合わせて食べた。
「…やっぱり何かが足りないです。」
ここにきてからあたしはご飯を食べてるけど、何かが足りないような気がした。
ご飯は美味しいと言えるほどではない。
けど、味の問題ではなかった
何かが本当に足りないんです。
「……はぁ。分からないだらけです…。いつになったら記憶が戻るんですかね。なんだか思い出さないとモヤモヤするんです…」



