MOON ~in the far distant future~

急にテンション高く立ち上がった
葉月は花火を片手に持った。
星弥にはシャボン玉を持たせた。


「なにがわかったんだよ?笑」


「あれだよあれ♡
前世的なやつじゃない?笑」


「はぁ?そんなわけ!笑
まぁもし、そうだったとして
うちら何だったんだろうな!笑」


「カエルとか?♡」


「なんでカエルなんだよ!笑」


「わたしが姫で、
星弥くんがカエル!笑
嫌なら逆でもいいけど♡?笑」


「その差はなんだよ!
カエルと人間って!笑」


笑いながら
シャボン玉を飛ばす星弥。
花火の輝きでキラキラと
カラフルなシャボン玉。
花火が散り終わると
シャボン玉も弾け割れた。



「あっ!」

「どうしたの星弥くん?♡」

「わかった!俺らの前世!」

「えっ?♡なになに?」