「音の出所は?」 自分の嫌な直感を押さえ込んで冷静に尋ねた 誰に。とは指名しなかったが、陽介は自分に聞かれたことだとすぐに分かったらしく。 すぐに答えた 「十時の方向。男女2人組み」 陽介はそう言いながら再びリボンを腕に絞める。 彼は耳がいい。 性別まで分かるのは初耳だけれど、迷い無く。即答で返ってきた