「あぁー・・・ごめん。」 ───最近ボーっとすることが多いな・・。 いくら考え事をして、目を伏せていても。 もはや、ころびかけたことなどない。 多少自慢だけど…… それはさておき、今日みたいに足の受身が遅いのは、ほとんどまれの出来事だ。 頭がうまく働かず、お礼を言うのを忘れかけた。 目線を合わせて「ありがとう」と言おうとしたとき ・・・・ 陽介は無表情にして、熱を図るみたいに美里の額に少し勢いをつけて、ぶつけた いや。普通に頭突きされた。