青い蝶

~misato side~


「心配・・・、かけたな」

自分の手が震えているのを気づいたのか、
落ち着かせようと陽介が優しく声をかけてくれた


「もう、無茶しないでよ!」


怒った振りをしながらも、本当は凄く心配だった。
だけど、弱みは見せない。自分が泣いたりしても、ただ困らせるだけだ。


怖かった。
不安だった。
心配だった。


だからこそ、泣くより笑っていよう。
昔から弱虫な自分にそう決めてきた。

人の涙ほど、困らせるものは無いから・・・。