二次元だけの話かと思っていた。



頭を打ってとかで記憶喪失になる確率なんて極わずかだ



それなら精神的な方の記憶喪失のほうが多いだろう



まさか知り合いがなるとは思わなかった



向日葵「……その他詳しいことは今日、昼過ぎにあいつら(青星の奴ら)もいる時に説明する。

あぁ、あと名字は教えるなよ。」



「「「「「「「「え?」」」」」」」」



これには白衣の男以外全員が驚いた



なんで名字だけ?



向日葵「…俺と陽向が兄妹だと言うことは絶対に陽向にいうな。つーか、バラすな
琥珀と琳も幼なじみということは隠しておけ。余計に混乱するからな

俺からは以上だ。
その他の質問はあいつらがいるときにしてくれ。」



じゃ、と向日葵は立ち上がる



呆然としている俺らはただ、向日葵の背中を目で追いかける



そして会議室の扉に手をかける時、



向日葵「あぁ、そうだ。
琥珀、あの携帯貸せ。解約する」



あの携帯?



よくわからないで見ていると、琥珀はポケットからシルバーのスマホを出し、向日葵へ投げた



琥珀「なんで解約するんだ?」



向日葵はそれを受け取り、持っていた大きな方のバッグへ入れる



向日葵「陽向には偽名のことも一切言うな。ややこしくなる

だからバレる前に解約しておく。」



それだけだ。といい向日葵は背を向けて出ていってしまった