??「陽向!」



??「ひなくん!!」



赤髪の男の子と金髪の女の子は俺の名前を呼んで近づいてきた



…完全に俺の知り合いか。



どう反応していいのか分からず、チラリと向日葵の方を向くと、目があった。



向日葵「……陽向。
赤髪が琥珀で金髪が琳歌。
で、あっちの金髪が星藍で黒髪が騎士
あそこにいる男が志だ。」



1人1人指をさして名前を教えてくれた



琳歌「…ひまちゃん??」



どんどんと青ざめていく琳歌という女の子



…そりゃあそうだよな



こいつらが何も言わないから普通かと思っていたけど、知り合いならこうなるよな



向日葵「陽向、昼もまた人に会わなくちゃいけないから今はもう寝ろ。」



な?と起こしていた身体をベッドに沈められる



陽向「……わかった」



きっと、この人たちに説明をするんだろう



ここは素直に寝ておいた方がいいな。



向日葵「おやすみ。」



案外疲れていたのか、向日葵のその一言で深い眠りへとついていった