向日葵「今向かっているはずだ。
…もういいな?」



直樹「…あぁ。もう目覚める頃だろ」



木村がそう言うと、向日葵は立ち上がって会議室を出た。



木村も立ち上がって出ていこうとする為、俺らもついていく。



直樹「…お前らあいつのことどう思う?」



不意に歩きながら振り返ってきた木村は質問を投げかける



飛鳥「あいつって向日葵か?」



直樹「あぁ。」



雷「…怪しい奴だが、敵ではない。って思っているが?」



京「…俺はかなりの仲間想いな奴だと。」



飛鳥「……脆い。だな」



各、違うことをいうが本当に思っていることなのだろう



直樹「…そうだな。
あいつは凄く仲間想いでなんでも知ってる怪しい奴だが、精神は脆い。
助けてやってくれ」



木村はそう言い切ると、205号室の扉を開けた。



中を見ると、陽向は既に起きていて、虚ろな目でこちらをみ、ありえないことを言った。



陽向「…どちら様?」