??「…やっぱり陽向だったか」



向日葵「……直樹」



…知り合いか?



あっちも向日葵も呼び捨てだし。



直樹「…向日葵、話がある」



直樹(ナオキ)と呼ばれる白衣の男が真剣な顔つきでいうと、会議室へ案内される



丁度ドアを開けたとき、京がいて、今は会議室にもいる。



直樹「…こいつらは?」



向日葵「…陽向に関係ある人物だ。」



直樹「…そうか。
俺はここの精神科医の木村 直樹だ。
向日葵たちは昔から知っている」



精神科?



俺とは縁のない科だが、名前は聞いたことあるな



木村 直樹(キムラ ナオキ)。



昔から知っているって、精神科だろ?



…今は関係ないか。



向日葵「こいつらは右から森本京、名倉飛鳥、工藤雷だ。」



直樹「あぁ。
んじゃ、話すが俺がいたのは"あの"可能性があるからだ」



"あの"可能性?



向日葵には理解出来ているらしいが俺らはわからない



だが、これは向日葵中心に説明しているため、木村も止めない



直樹「…脳の記憶を操作する神経を強打した為、起きることだ。
前よりはマシだろうが気をつけろよ」



向日葵「…わかっている。」



直樹「……ならいいが、琥珀はどうした?」



重い雰囲気を弾くように今度は明るい声を出す



…琥珀も知ってんのか。



まぁ幼なじみだっつってたからな