向日葵「…ここだ。」



先程合流した和航と共に向日葵、和航の案内の元、天津千歳の部屋へついた。



カチャ



慣れた手付きで全員が銃を取り出し、目で合図し、向日葵が扉を開けた



バンッ



向日葵「動くな」



中にいた人物に全員が銃を向ける



…こいつが天津千歳?



確かに和航に少し似ているな



千歳「…お前、裏切りやがって」



天津は和航を睨みつけながら銃を向けた



和航「…元々駒としてしか見てなかったくせに」



和航は天津を鋭い目で睨みつける



それにイラついたのか、天津が銃のロック(安全装置)を外す



だが、外した直後、天津が撃つ前に銃が下へ落ちた



天津が手を抑えながら睨んでる先を見ると…



千歳「桃井向日葵!!」



銃口から煙が出ている銃を持っている向日葵がいた。



今、撃ったのは向日葵だろうね



向日葵の命中率は普通にいくと100%だし。



それからの向日葵の行動は速かった



カタンッ



シュッ



ガンッ



向日葵は自分の持っていた銃を手から離し、それを見て驚いた天津の一瞬を付き、足をかけ、壁へ押し付け、腕を押さえた。



俺にとってはいつものことだけど、初めて見た雷、京、飛鳥、和航は銃片手にぽかんとしていた



向日葵「…天津千歳に聞く。
何故うちを狙った」



押さえながら殺気ごもった声で天津に問いかける



千歳「…お前、虹羽百桃だろ!?」



「「「「!!??」」」」