向日葵の言葉で状況を理解したのか気まずそうに目を逸らす



向日葵「…極は大丈夫だ。」



「「「「「「「え?」」」」」」」



極?



確か龍神組の…



哲也「!本当ですか!?」



俯いていた顔をガバッとあげ、驚いている



向日葵「あぁ。
…だからもう嘘はつくな
桜衣にちゃんと言ってやれ」



哲也「…はい。」



向日葵「悪いな。俺らは違う奴のとこに行かなきゃならねぇんだ
桜衣、哲也を病院に連れてってから話を聞いてやれ。」



桜衣「はい。
組長、ありがとうございました」



桜衣と哲也が頭を下げたのを見て、向日葵は俺らに「行くぞ。」と声をかけ、部屋を出ていった



俺らも2人をチラッと見てから向日葵についていった。



雷「…極が関係あるのか?」



少し歩いたところでやっと口を開いた



向日葵「…あとで話す。
今は天津千歳からだ」



向日葵のその言葉で俺らも気を引き締め、天津千歳のいる部屋へと歩いていった。