和航「でも、5人も殺されたら何かしら情報が来るんじゃ…」



翠「…警察にも内通者がいるのか。」



長年裏に居ただけあって、鋭いな



向日葵「そうです。
隠蔽でもされたんでしょうね」



京「あ?なら、向日葵はどこからそんな情報を??」



はぁ…



向日葵「お前、忘れてんのか?
俺にしてみればそんな情報すぐ調べられんだよ」



まぁ、半分は嘘だけど。



桜衣「あの…なんで俺、呼ばれたんですか?」



向日葵「あぁ、本題はこれからだ」



和航「本題?」



さっきまでのは報告だからな。



向日葵「明日、天津組を潰しに行く。」



……………



「「「「…は!?」」」」



雷、京、飛鳥、和航の4人は一瞬動きを止め、目を見開いて叫んだ



志「?
どうかしたか??」



ごく自然と首を傾げ、不思議そうに4人を見つめる



雷「どうしたか?じゃねぇよ!!
いきなり過ぎんだろ!?」



いきなり??



向日葵「どこが?」



和航「どこが?って…
急に明日って、、なんでもっと早く言わねぇんだよ??」



は??そんなの決まってるだろ?



向日葵「今日、準備が出来たから明日行く。ただそれだけだろ」



何かおかしいこと、あったか?



星藍と組長を横目で見てみると、顔は呆れ顔だ。



桜衣「あの、それが俺になんの関係が?」



…ずっと黙っていた桜衣に顔を向ける