…だから一応あんな条件をつけたけれど、まさか8年もずっと探しているとは思いませんでした。」



知華「…じゃあ私と一緒に探してくれてたのは、」



空「こいつとの契約だからだ。」



あぁ。律儀に契約を守っていたのか



海「…待てよ。
じゃあなんで昨日知華が来たんだよ。
契約者は紫月なんだろ?
紫月が許可出してねぇのに無断で知華に居場所を教えたのか??」



凪「…確かに」



葉亮「契約違反じゃねぇのか??」



空「…つーか、誰が紫月が契約者なんて言ったよ?」



「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」



え??俺じゃなかったのか?



空「てか、いつ言った?
俺は契約を交わした奴って言っただけで契約者とは言ってねぇけど??」



伊織「ちょ、ちょっと待てよ!!
じゃあお前の契約者って…」



空「紫月の父親。
つーか、元々あの人が俺をこいつに"貸した"だけだし。
元々契約を結んだのは父親の方。
だから俺にとって契約者はあの人」



知華「…私に教えるよう言ったのって、、」



空「あの人。
元々、あの人に条件を確認してから実行したものだし。」



自分でもわかるほど顔が真っ青になった



紫月「なんでっ!
知華に教えなければこんなことになることはなかったのに!!」



空「…じゃあお前は俺に死ねと?」



紫月「っ!!」



雷「どうゆうことだ」