知華「時雨さんには色々と助けて貰ったんです。」



伊織「ってか、その時雨ってまさかハッカー時雨のことか?」



あぁ、そういやまだ言ってなかったか



空「あぁ。俺が時雨だ」



葉亮「時雨って確か世界№1のハッカーじゃなかったか?」



葉も知ってんのか。



空「ついでに言うなら、海は涙雨だけど」



伊織「涙雨って…!世界№2じゃねぇかよ!!」



…そんな驚くことかよ?



凪「…そんなのが2人もいたのか。」



京「ってことは、紫月の情報を渡して今日会いに来たのは空の差し金ってことか?」



…情報だけだし。



わざわざ面倒なことする訳ねぇだろ



知華「差し金って言うわけじゃないですけど、遊高にお兄ちゃんがいて、ブルースターって暴走族の幹部だってことを教えてくれたのは時雨さんです。

昔からの知り合いですし、時雨さんが嘘つく訳ないって思ったので行ってみたんです。」



飛鳥「昔からって?そんな前から知り合いなのか??」



知華「8年前からの知り合いです。
でも、まさか時雨さんがお兄ちゃんと同じ高校で、お兄ちゃんの知り合いとは思いませんでしたけど。」



そりゃあそうだろうな



神楽「…ねぇ、紫月の過去のこと教えてくれないかな。」



知華「…どこまで知っているんですか?」