秋良「…二代目って幻じゃなかったんすか?
てか、なんで空が知ってんだ??」



ずっと固まっていた秋良がやっと動き、口を開いた



志「幻?そんなこと呼ばれてんのか??
それより、お前って何代目だ?」



秋良「あ、ここの理事長と同じ代の六代目です」



志「ここの理事長?

あー…朱羽の弟か。
1回見たことあるな」



あー、朱羽の方だと丁度下っ端だった頃を知ってんのか



…あの頃は上下関係なく、仲が良かったからな



志「ってか、そっちの2人は?」



ずっとこの会話を後ろで聞いていた騎士と琳を指す



琳歌「…空ちゃんの心友で空ちゃんたちの幼なじみの満月琳歌。よろしく」



騎士「西園寺騎士。空の知り合いだ

つーか、星のことは知ってんのか」



志「星?…あー、星藍??
そりゃあ、空の知り合いなんだし知ってるよ。
海と陸のこともな」



なー?空。と俺に視線を向けて来たため、軽く頷いた



雷「…で?結局何しにきたんだよ」



京「てか、なんで知ってんだ」



雷、京、飛鳥、そして俺からの睨みでやっと口を割った



志「えっと…。
翠に今日恋遊祭だって聞いて懐かしくなって……」



つい…。と頭を掻きながら気まずそうに視線を逸らす



空「…別にいいけどその代わり、今日倉庫寄ってけよ?
こいつらにあった以上会わねぇわけにはいかねぇからな」



志「…わかった、わかったよ。」



勝手に来たのがわりーんだよ、バーカ。



…その後、俺らは時間になるまでここで志にブルースターのことについて話していた。