顔面偏差値がいい奴らが何人も固まっていりゃあそりゃ耳に入るっつーの



京「つーか、何もすることねぇしそこらへんの店で休もうぜ」



騎士「それもそうだな。」



俺もそれに同意し、近くにあった2年A組の喫茶店へ入った。



そして、そこで思わぬ人物に出会った



??「あ。」



…………



空「…なんでここにいる。志」



呑気に珈琲を飲んでいる志がいた。



志「あー…えーっと…」



俺を見ると口をどもらせ、目を泳がせる志。



……。



海「…なぁ、空。こいつ誰?」



沈黙が続き、俺が睨み続けていると後ろから海が尋ねてきた



あぁ。そういえばこいつらは知らなかったか



空「…こいつは龍神志。
ブルースターの二代目総長だ」



「「「は!?」」」



「「へぇ」」



コイツが!?みたいな顔の海、陸、そして秋良。



秋良は六代目で、下っ端の時は丁度朱羽たち五代目の時だったんだろう。



だから四代目までしょっちゅう出入りしてた志のことは知らない。



志「…あれ?お前、キィか??」



志がふと、希輝のほうを見た



希輝「え…?

…あ、ココ!?」



嘘っ!なんで!?とオロオロとしだした



希輝「ココって行方不明だったんじゃ…!」



あー、そういえばそうだったな



普通に志が組にいるから忘れてたわ。



志「あー…ただの家出?見てぇな感じだよ。
つーか、でかくなったな〜
あの時は4歳だったから、もう12年か?」



希輝「…そうね。
ココが元気そうで何よりだわ」



…12年か