空「…んで?どうした?」



階段を降りながら隣の星藍に声をかける



星藍「あぁ。今日、なんか仕掛ける可能性もあるみたいだ」



…やっぱり天津組のことか。



空「…わかってる。雷たちも来てるから陽向はそっちだ」



さっき歩いているときに雷たちの容姿をした奴らがいたって話してた奴らがいたからな



星藍「…琥珀は?あいつらとでいいのか」



空「あれだけいれば仕掛けることはない」



それに、琥珀だけでなく響、天、輝もいるから大丈夫だ。



星藍「そ。それならいいけど」



騎士「つーか、どこ行く気なんだ?」



後ろで琳と話していた騎士が問いかけてきた



空「知らねーよ。
…どうせなら雷たちとも合流するか?」



騎士「あいつらも来てんのか」



琳歌「そこにひなくんもいるんでしょ?
なら行こーよ」



星藍「じゃあ決定だ…あ。」



言葉を途中できり、ぴたりと立ち止まった星藍の目線を追ってみると…



「「「「「「「「「あ。」」」」」」」」」



相手もこっちをむいて立ち止まった。



…タイミング良すぎだろ



陸「琳たちも来てたんだ」



琳歌「うん!まぁね。」



騎士「あいつらと合流したのか」



雷、京、飛鳥、秋良、希輝、陸、そしてさっき別れたばかりの海。



たった数分でよく合流したな。



空「…やっぱり秋と希輝も来てたのか」



陸「ん…?なんでこいつらがいるって知ってんだ??」



会ってないよな?と不思議そうな目で俺を見る陸に雷たちもそういえば…と俺に目を向ける。



空「…お前ら目立つことを自覚しろ」