海「ようこそいらっしゃいませ、お嬢様。
こちらのお席へどうぞ」



客が座る椅子を引いたりと本物の執事らしく接している



海「こちらがメニューとなります。」



客「お兄さんのオススメわぁ?」



海「私のオススメはこちらのものとなります。
少し甘さ控えめですが、カロリーも低めとなっております」



恐らく、メニューで一番高いものだろう。



ほんと、こうゆうのは上手いな



客たちは値段もみず、海だけを見ていた。



客「じゃあそれをおねがぁい♡」



海「かしこまりました。
ごゆっくりお待ちください」



ペコリと頭を下げ、海は客に向けていた笑顔ではなくいつもの無表情でこっちに向かってきた



海「さっきと同じの四つ。」



天「りょーかい」



海はオススメを聞いてきた客全員(海が接客した全員)にさっきと同じものを頼ませる為、売り上げは凄いことになっているだろう。



…それよりも、俺ら5人は開始から3時間ずっと働いている



休みなく、だ。



他の奴らは休憩や交代をしているのに俺らは一度もしていない



俺だって超人じゃねぇんだからいくらなんでも3時間ぶっ続けは疲れる



つーか、いい加減休ませろっつーの。



俺と同じことを思っていたのか響も海も彼方も、そして凪も。



全員がクラス委員みたいな奴の元へ向かった



海「なぁ、俺らに休憩ねぇのかよ」



彼方「いい加減休ませろよ」



凪「疲れた。」



ク「え、でも…」