陽向「向日葵!」



向日葵を見つけて、駆け寄ってくる陽向。



朝から元気だな



それに比べて琥珀は、欠伸をしながらゆっくり歩いてくる



陽向「おはよ!向日葵!!
円、志、雷、京、飛鳥もおはよー」



「「「「「おう。」」」」」



向日葵「…おはよ。足は大丈夫か?」



笑顔で挨拶され、挨拶を返す向日葵だが、足を心配しているのか二言目にはそれだ。



陽向「大丈夫だよ。
昨日だって、別にそんな歩いてないし。
寧ろ、ずっと座ってた!」



向日葵「…ならいい。」



陽向の包帯を巻いた足を見て、本当だと信じたのか、コクリと頷いた。



だが、やっぱり心配なのか、今まで座っていたソファーから立ち上がり、陽向を座らせ、向日葵は陽向の横に立った。



そして、ゆっくりと歩いてきた琥珀に目線を向けた



琥珀「……はよ」



向日葵「…ん。」



これだけのやりとりをして、また向日葵たちは陽向へと顔を向けた。



…仲悪いのか?



いや、そんなわけないだろう。



ココから聞いた話では、幼なじみだって言ってたし。



……まあ、俺の口出しするようなことじゃないな。